learningBOXは、登録不要・無料で使えるWebツール「AIでかんたん暗記カード生成」を、12月22日にリリースした。

「AIでかんたん暗記カード生成」は、お題(キーワード)を入力するだけでAIが「用語」と「解説」で構成される暗記カードを自動生成してくれる。手元のPDF資料を読み込ませれば、その内容をもとにした暗記カードの作成もできる。
また同ツールでは、AIが生成する内容について暴力・差別・犯罪助長といった不適切な表現でないかを自動で判定する。問題があった場合は生成がブロックされる仕組みも備えているので、小中学生でも安心して利用できる。
例として、「解剖学(心臓の構造)」「マーケティング用語」「TOEIC頻出英単語」などの学びたいテーマを入力すると、AIが最大20枚の暗記カードを自動生成する。カードの表面には「用語」が、クリックすると裏面の「解説」がそれぞれ表示されるのですぐに学習を始められる。
同ツールではアカウント登録やログインは必要なく、サイトにアクセスするだけで暗記カードの作成と利用が可能になる。また、スマートフォン、タブレット端末、パソコンなど、あらゆる端末から気軽に利用できる。
さらに、作成したカードには専用URLが発行され、XやLINEなどで簡単に共有が可能となっている。授業において教員が学生に配布したり、学生同士で問題を出し合ったりといった、協働的な学びにも活用できる。
学生の場合、以下のような用途が想定されている。
- 講義で学んだ専門用語や理論をお題にして、隙間時間で効率よく復習
- 試験範囲をAIに読み込ませ、オリジナルの暗記カードを作成
- ゼミやサークル仲間とカードを共有し、知識の定着を図る
教員の場合、以下のような場面での活用が見込まれる。
- 授業で扱った重要単語をカード化し、URLで学生に配布(反転学習にも活用可能)
- 授業の最後に「知識確認テスト」としてリアルタイムに出題
そのほか、同社の提供するクラウド型eラーニングシステム「learningBOX」にも、AIが教材作成を支援する「AIアシスト機能」が搭載され、暗記カードの自動生成が可能となっている。
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