コードタクトは、同社が提供する授業支援クラウド「スクールタクト」において、同プラットフォーム上で「NHK for School」や「eboard」の動画コンテンツを検索し、リンクなどコンテンツに紐づく関連データを教員が作成する単元ごとの資料として管理・共有できる新機能「外部コンテンツの共有」のリリースを、12月22日に発表した。

動画などのICT教材は、抽象概念の理解促進や興味喚起に有効とされる一方で、外部サイトでの検索や資料へのリンクの貼り付け・管理などを教員が個別に行う必要があり、準備の負担や教材の所在が分散しやすいなどの課題があった。
今回の新機能により、スクールタクト上でNHK for Schoolやeboardの動画コンテンツを検索し、リンクなどコンテンツの関連データを対象単元に紐づいた資料として管理しながら、児童生徒へ配布することが可能となった。教材の検索・管理・共有が一元的に行えることで、ICT教材を取り入れた授業設計がスムーズになり、児童生徒の進捗や理解度に応じた個別最適な学びも行いやすくなる。

動画コンテンツの検索および関連データの管理・共有がスクールタクト上で完結し、授業準備が効率化するほか、単元ごとに教材が整理され、どの単元でどのコンテンツを使ったか、振り返りや共有が容易になる。また、自主学習や自由進度学習など、学習者ごとの進捗や理解度に応じた柔軟な教材提示・授業設計が行いやすくなる。
今回のアップデートではこの機能のほか、作成した単元や資料を複製できる機能なども追加された。
スクールタクトは、リアルタイムな学び合いを可視化する授業支援クラウドとして、現在2500校を超える小学校から大学、学習塾に導入されている。
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