OLPC(One Laptop Per Child)の活動をご存じだろうか? 日本でも10年ほど前に話題となった、安価なラップトップ「100ドルノートPC」を開発し、発展途上国の子どもたちの教育を後押しするプロジェクトだ。ただし、単にデジタル・デバイド(情報格差)を解消するためのものと解釈されがちなこの活動が、教育現場や学校の改革といった高い理想を掲げた「教育のプロジェクト」であることを忘れてはならない。そんなOLPCの共同設立者 ウォルター・ベンダー氏が8月に来日し、「OLPCが世界の教育を変えた 構築主義とこどもの創造性育成」と題した講演に登壇。OLPCのデバイスやソフトウェア、その背景となった教育の考え方について語った。また、現在同氏が研究している教育用音楽プログラミングソフト「Music Blocks」について、共同開発者のデビン・ウリバリ氏が紹介した。
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岡田 果子(編集部)(オカダカコ)
2017年7月よりEdTechZine編集部所属。慶応義塾大学文学部英米文学専攻卒。前職は書籍編集で、趣味・実用書を中心にスポーツや医療関連の書籍を多く担当した。最近は英語学習のアプリやオンライン講座に興味がある。
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