Inspire Highは、TBSホールディングス(以下、TBS-HD)と資本業務提携を行ったことを、11月14日に発表した。両社は教育コンテンツの開発および、営業・マーケティングの協業を推進する。
Inspire Highは「世界とつながる探究的な学びを手軽に教室で」をコンセプトとしたEdTech教材を提供しており、主に中学校・高校の探究学習や道徳、キャリア教育などに活用されている。
一方、TBS-HDは、7月1日に「エデュテインメント事業センター」を新設し、教育とエンターテインメントを掛け合わせた事業を本格的に開始した。7月31日には、文部科学省委託事業「学びの充実など教育課題の解決に向けた教育分野特化の生成AIの実証研究事業」に採択され、その実証研究のパートナーの1社としてInspire Highと連携している。具体的には、Inspire Highが提供する探究学習プログラムにTBSが開発する生成AIサービスを組み込み、生徒の興味関心に合わせてニュース情報や深掘りのヒントを与えることで、探究学習における「問いを立てる」過程のサポートにチャレンジしている。
Inspire HighとTBSグループとの資本関係は、スタートアップへの出資・連携を推進するTBSイノベーション・パートナーズ合同会社とTBS-HDとの共同出資によるファンドから2023年に出資を受けたことに始まる。今回の資本業務提携は、その後の事業連携を踏まえて決定された。
今回の資本業務提携により、両社は「一人ひとりのウェルビーイングと世界平和」というビジョンの実現を目指し、より多くの10代にインスピレーションを届けていく。
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