エデュテクノロジーは、学校現場の課題解決に生成AIを活用して取り組む企画「日本の教育の未来をつくる AI教育共創チャレンジ2026」への参加校または教育委員会3団体を、11月12日より募集開始した。

このチャレンジ企画は、単なる生成AIの導入ではなく、教員の多忙化や個別最適な学びの実現といった日本の学校が抱える深刻な課題に対し、生成AIという技術を用いて共に解決策を見いだし、全国のモデルケースを創造することを目的としている。学校が抱えるリアルな課題と、同社のAI導入ノウハウおよび教育DXコンサルティングの実績を掛け合わせ、次世代の教育モデルを共創することを目指す。
募集対象となる「未来の教育を共創するチャレンジャー」は以下の3枠で、計3校・団体。
- 私立中学高等学校・私立高等学校 1校:独自の教育理念と進学実績への課題解決、学校独自の校務効率化モデル構築
- 教育委員会(小中学校)1団体:地域全体の教育行政の効率化、域内全校へのAI導入支援体制モデル構築
- 公立高等学校 1校:大学入試改革・探究学習への対応、生徒のAIリテラシー育成における活用モデル構築
選定されたチャレンジ校・団体に対して、エデュテクノロジーは以下のサポートを無償で提供し、約1年間伴走する。
- オーダーメイドのAI導入コンサルティング
- 現場の教員がプロンプトを考える必要がない、専用AIツールの構築・提供
- 全教員対象の実践的なAI活用研修(最低1回)や、AI活用を前提とした「学習評価」のあり方をアップデートするオンデマンド講座(全7回)の実施
- 児童生徒、保護者、教員が安心して生成AIを活用するためのガイドライン策定支援
募集期間は11月12日の9時から12月1日の9時まで。協業期間は2026年2月2日から2027年4月30日(準備・計画策定および終了後の広報協力期間を含む)までを予定している。応募は専用フォームから行い、一次審査(書類)と二次審査(オンラインヒアリング)を経て選出される。
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