みんがくは、教育業界特化型の生成AIサービス「スクールAI」において、「プリセット機能」を新たにリリースしたことを、10月17日に発表した。

スクールAIは、生成AIを活用したプラットフォーム。教育現場の多岐にわたる課題を解決するため、専門性の高いプロンプトを内蔵した100種類以上のアプリテンプレートを提供し、教員がオリジナルの教育AIツールを簡単に生成できる環境を提供している。文科省ガイドラインに準拠し、「Microsoft Azure」環境を基盤とすることでプライバシーも守れる。
今回、このアプリ群の利用促進と利便性向上を目指し、「もっと手軽に、すぐに使える形にしてほしい」「校種や担当分野に合わせた、おすすめの使い方が知りたい」といった教員の具体的な要望に応え、プリセット機能をリリースした。同機能は、こうした現場のニーズに対応し、初期設定の手間をかけずに、導入初日からAI活用をすぐにスタートできるよう「教員の時間を奪わない設計」を徹底して実現したものである。
プリセット機能は、「プリセットを見る」ボタンをクリックして追加するだけで、複数のアプリが一括で設定され、初期設定の手間をかけずに「スクールAI」をすぐに活用できる。これにより、導入初日から校内全体での活用が可能になる。「教務・校務」「各教科」「総合・探究」の3つの分野ごとに、教育現場で特にニーズの高いアプリをパッケージ化している。

プリセットには、次のような推奨アプリのセットが含まれる(一部抜粋)。
- 教務・校務領域:指導案作成、指導要録所見作成、スライド作成など
- 各教科領域:学びサポーター、問題作成、ディスカッション支援、授業の振り返りなど
- 総合・探究領域:探究プロジェクト相談など

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