アルファテック・ソリューションズは青森県教育庁とともに、県立学校67校でおよそ3750名の教職員が利用する「校務支援システム」のクラウド化と、これを支える「セキュリティ基盤」の導入を進めており、2026年2月に運用開始予定であることを、9月25日に発表した。
文部科学省の推奨する「GIGAスクール構想の下での校務DXについて」の中で示された望ましいセキュリティ要件に準拠し、パブリッククラウドへ全面移行しつつゼロトラストを実装。「Microsoft 365 A5」とMicrosoftのセキュリティソリューションを導入することで、統合認証基盤から、データ暗号化・情報漏えい対策、デバイス管理、マルウェア対策まで包括的に対応する。

導入後の成果としては、「教職員の働き方改革」を通じて校務の時間を短縮し、児童生徒に向き合う時間の創出を可能にする。また、校務系と学習系のネットワークを統合し、「端末2台持ち」を解消するとともに、校内のどこからでも校務を遂行可能にする。さらに、パブリッククラウドへの移行による運用負荷の低減、5年間の総コストの削減を目指し、「教育ダッシュボード」のセキュアなデータ連携・データ活用を支える基盤を整備をする。
また、11月に同取り組みに関する事例紹介ウェビナーを開催予定。青森県教育庁の担当者を迎え、インタビュー形式で紹介する。詳細は決まり次第、アルファテック・ソリューションズのWebサイトで案内される。
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