菅公学生服は、毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム」のVol.236において、全国の中学生・高校生を対象に実施した「中学・高校生の学校選びのポイント」の調査結果を9月30日に公開した。同調査は4月に行われ、1200名から回答を得ている。
調査対象者に、進学時にその学校の制服がどのようなデザインか気になるかを尋ねたところ、「とても気になった」の回答は全体で21.4%だった。中学生は21.6%、高校生は21.4%となり、男女別でみると男子は11.7%、女子は31.2%で、女子の「とても気になった」という回答は3割超となった。
さらに「どちらかと言えば、気になった」(全体35.9%、中学生40.2%、高校生34.8%、男子31.3%、女子40.5%)の回答と合わせると全体では57.3%となった。女子は71.7%に達し、全体の割合を10ポイント超上回っている。

進学時に知りたい必要情報を尋ねた質問(複数回答)では、「部活動」(中学生65.1%、高校生46.4%)がもっとも多く、「授業内容や学校行事」(中学生51.5%、高校生46.4%)、「進路(進学・就職)実績」(中学生39.0%、高校生48.6%)、「学校生活や在校生の雰囲気」(中学生50.6%、高校生45.5%)がそれに続いた。中学生では、「学校制服・デザイン」(57.3%)や「校則や服装規定」(53.1%)も上位にランクインしている。

進学する学校に関する情報の入手方法としては(複数回答)、「学校のホームページ」(中学生36.5%、高校生43.1%)、「学校説明会・オープンスクール」(中学生24.9%、高校生44.7%)、「学校案内のパンフレットや資料」(中学生25.7%、高校生40.4%)、「学校の先生」(中学生27.4%、高校生35.5%)といった、学校から直接発信される情報源が上位を占めた。
また、「SNS(X、Facebook、Instagram、LINE、TikTok)」は中学生が12.4%、高校生が12.8%、「インターネットのニュース記事」は中学生が10.8%、高校生は9.4%、「YouTube」は中学生が5.8%、高校生が4.7%となり、情報の入手方法としてデジタルメディアを利用したという回答もみられる。

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