AKAは、同社が開発した「Musio ESAT-J 通信教育」アプリが、東京都板橋区立志村第一中学校にて導入され、運用が始まったことを、9月30日に発表した。

東京都の公立中学校で令和4年より実施されている英語スピーキングテスト「ESAT-J(イーサットジェイ)」は、都立高校受験時にもスコアが活用され、受験生にとって重要度の高いテストとなっている。英語検定などのスピーキングテストとは異なり、タブレット端末とヘッドホンを使って回答をする独自の問題形式に応じた対策が求められている。
Musio ESAT-J通信教育では、解答時間や設問が実際の試験に合わせて設計されており、本番さながらの実践的な対策が可能。新たに導入された1年生、2年生向けテストにも対応しており、全学年すべてのレベルで学習ができる。
また、回答後すぐにAIによるスコアとフィードバックが表示され、自分の得意・苦手な部分を客観的に把握しながら、効果的に復習をすることができる。
さらに、苦手なパートの問題だけを解くことができる「パート別演習」の機能を搭載している。弱い部分を集中的に克服することで、全体的なスコアアップを目指せる。
志村第一中学校では、11月に実施される東京都中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)YEAR3へ向けてMusio ESAT-J通信教育を活用する。同校の3年生がESAT-J本番までの約3カ月間、学習に取り組む予定。
同アプリは、生徒が実際に声を出して英語を練習できる点が特徴で、スピーキング力の向上に直結する演習を自宅でも学校でも行えるため、短期間で効率的な学習効果が期待されている。
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