まなびコーチングとアップストリームは、「盗撮防止サービス」を共同開発し、9月より正式提供に先立ち事前登録の募集を開始したことを、9月12日に発表した。
まなびコーチングは、これまで数多くの学校現場で人材支援を行い、教員の働き方改革をサポートしてきた実績がある。今回の取り組みは、学校がすべての児童生徒・保護者にとって安心して通える教育インフラであり続けるために、学習支援の枠を超えた新たな挑戦となる。一方、アップストリームは「NHKプラス」やテレビ東京の基幹系システムのフルクラウド化など、ITプロジェクトを数多く成功させてきた技術力を持つ。両社の強みを掛け合わせ、「教育現場に即した実効性のある技術的解決策」を形にしたのが同サービスである。
同サービスは、学校現場における盗撮問題に対し、「低コスト×高精度×第三者チェック」を軸にした包括的なソリューションを提供する。AI搭載の見守りシステムにより、高額なシステム投資を抑えつつ、セキュリティ環境を安価に構築する。また、更衣室への不審侵入など、AIが常時映像を分析し異常行動を即時検知。教員による監視の負担をなくし、本来の業務に時間を使うことができる。さらに、精密機器を用いた定期的な抜き打ち点検を外部専門家が実施。教員が加害者になるといった内部不正も防ぎ、学校・保護者双方の安心につなげる。
同サービスは今後、事前登録した学校法人を対象に、順次サービス提供を開始する予定。また、教育委員会や地方自治体との連携も視野に、全国の学校に安心できる学習環境を提供する。
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