JTPは9月1日、「次世代校務DX支援ソリューション」の提供開始を発表した。
従来の校務システムは、校務系・学習系などでネットワーク環境が分離されており、業務やデータが分断されていた。そのため、業務環境が専用端末に限定され、データ活用が進まないといった課題があった。次世代校務DXは、認証認可やデータ暗号化などのセキュリティを確保しつつ、クラウド上で各システムを統合し、データ連携を実現することで、「学校における働き方改革」「教育活動の高度化」「教育現場のレジリエンス確保」といった教育現場の課題解決や、より柔軟で効率的な校務運営の実現が期待されている。
JTPでは、SIerや業務システムベンダー(ASP事業者)を対象に、次世代校務DX環境の整備に伴うクラウド化、ネットワーク統合・セキュリティ強化、データ連携、運用支援までを包括的にサポートする。また、クラウド移行後のIaC(Infrastructure as Code)によるコード管理や、モダンアーキテクチャの導入により、最適なクラウド利用を支援する。

サービスメニューは次のとおり。
クラウド移行・モダナイズ
- 校務支援システムと周辺システムのクラウド移行や、IaCによるコード管理など、モダンアーキテクチャの導入による最適なクラウド利用を支援
セキュリティ
- 認証認可やデータ暗号化、不正アクセス検知など、強固なアクセス制御に基づくセキュリティ対策の導入支援
データ連携・可視化
- 各種システムとのデータ連携、連携基盤の構築、ダッシュボード開発
ネットワーク統合支援
- 統合に伴うネットワーク設計構築、認証基盤の導入、運用支援
運用支援・最適化支援
- 次世代の校務DX環境整備のための運用、運用改善やコスト最適化の支援
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