河合塾は、大学教職員を対象とした第3回「入試での多面的評価支援ミニセミナー」を8月25日にオンラインで開催する。高大接続の先駆的な取り組みで知られる佐賀大学副学長の西郡大氏をはじめ、大学・高校から3名のゲストが登壇し、高大接続の視点から高校生の資質・能力を伸ばすにはどのような取り組みが望ましいか、それぞれの立場から解説する。

昨今、高校における「総合的な探究の時間」への協力や、高校生向けに行う独自プログラムの実施など、大学が高校生の学習に関わる場面が増えている。これらの活動を通して高校生の多様な資質・能力を伸ばすことは、大学での学修や研究にマッチする資質・能力を、多面的・総合的な評価を通して見いだそうとする昨今の大学入試の方向性と強い関連性を持っている。この関連性を念頭に、ゲストの目指したい高大接続の姿についても議論する。
開催日時は8月25日の15時から16時30分で、Zoomにてオンライン配信される。対象は、大学入試の企画・業務に携わる教職員、または関心を持つ高校・大学の教職員。参加には8月21日までに専用フォームから申し込みが必要となる。
講演者とプログラムは次のとおり。
講演者
- 高澤良輔氏(芝浦工業大学柏中学高等学校 SSH統括室・国語科教諭)
- 西郡大氏(佐賀大学 理事(教育・学生担当)、副学長、アドミッションセンター長)
- 村上守氏(東京都市大学 大学教学局 入試部入試課 課長)
1.事例紹介
- 芝浦工業大学柏中学高等学校 SSキャリア開発講座
- 佐賀大学 継続・育成型高大連携カリキュラム とびらプロジェクト
- 東京都市大学 探究ゼミナール OPEN MISSION
2.講演者によるパネルディスカッション
3.J-Bridge System紹介
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