コードタクトが提供する授業支援クラウド「スクールタクト」は、夏休み特別企画として、教育現場の第一線に立つ教員から学ぶ子どもの自己調整力を育むための2つのオンラインイベントを開催する。「自己調整学習」を理論と実践の両面から探る関連書籍を出版する白杉亮氏と、「対話する教室」を目指しチームでの「自由進度学習」を実践する山下楓馬氏が登壇する。参加費は無料。

8月24日の10時30分から12時に開催する「シン・自己調整学習〜理解を「深」めて「真」の自己調整学習を目指そう」は、『自己調整につながる学習理論をビジュアルでまとめました』(明治図書出版)の著者 白杉亮氏が登壇。学習理論の観点から自己調整学習の本質をわかりやすく解説する。小学生でも実践できる具体例などを交えながら、理論と実践をつなぎ、授業の中で児童の自己調整力を育むためのヒントを紹介する。

8月27日の17時から18時30分に開催する「『対話する教室』の自由進度学習ー自己調整力を高める授業ー」は、自由進度学習を「個別に進める学び」ではなく、対話や学び合いを重視した「チームでの学び」として実践する山下楓馬氏が登壇。担任する6年生クラスでの実践をもとに、算数や国語の授業における自由進度学習の具体的な進め方や、児童に学びを委ねていく際の手綱の渡し方など、チームで行うことで自己調整力を高める授業の工夫やノウハウを紹介する。

両イベントはZoomにてオンライン配信される。対象は小学校・中学校・高等学校・中高一貫校の教員、都道府県・市区町村教育委員会担当者で、スクールタクトの導入有無に関わらず参加可能。参加には専用フォームから事前申込が必要となる。
スクールタクトは、AIとスタディログを活用し、リアルタイムに学び合いを可視化することで教員をサポートする授業支援クラウド。低速インターネットでも快適に動き、児童生徒の学びと成長に寄り添う機能開発と専門スタッフによるサポートで、教員の負荷を軽減しながら授業に学び合いを生み出す。文部科学省、総務省、内閣府などのICT教育の実証事業にも採択されている。
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