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音読アプリ「Qulmee」が機能強化を2026年4月に提供、新機能が無料で利用できるベータ版のトライアル校を募集開始

 イーストは、音読アプリ「Qulmee(クルミ―)」の機能強化を2026年4月にリリースすることを、7月16日に発表した。また、新機能が無料で利用できるベータ版のトライアル校の募集を開始した。

 Qulmeeは、音読指導における課題配信、学習、評価の流れをスムーズに実現するICT教材で、全国の高等学校を中心に利用されている。教員が任意の英文を配信する「課題配信機能」と、生徒が任意の英文を音読練習する「自己学習機能」が備わっており、いずれの機能でも、生徒は「Listening・Listen&Repeat・Overlapping・Shadowing」といった音読練習ができ、「AI発音チェック」ではAIの発音判定を相手に発音改善に取り組むことができる。生徒から提出された音読の評価もAIがサポートしている。

 2026年4月、新たにAI添削と英和辞典を活用できるライティング機能、発音の改善方法をフィードバックする機能などをリリースする。これらの機能強化により、音読指導における教員の負担を軽減するとともに、生徒がより楽しく効果的に音読学習に取り組める学習環境の実現を目指す。

 主な内容は次のとおり。

1.ライティングのAI文法チェック

 生徒が任意の英文を登録して音読練習をする際、生徒のライティングをスペル・文法・語彙選択の視点からAIが添削し、修正のヒントや修正案を提案する。また、英和辞典を同じ画面上で表示できる。

 これにより、授業でスピーチ学習を行う際、生徒はAIの提案と英和辞典を参考に、スピーチ原稿を正しい英文に修正してから、音読練習に取り組むことが可能。教員は添削の負担を軽減でき、生徒は発音AI発音チェックなどを活用して主体的に学習に取り組むことができる。

2.カメラ・画像による英文登録

 生徒は画像読み込みで英文を簡単登録して音読練習ができる。英文登録が簡単になることで、生徒は幅広い教材の英文をQulmeeで音読練習が可能。また、ノートやワークシートに書いた英文の画像をQulmeeに登録して、AI文法チェックを活用したり、ライティングからスピーキングへ続く学習を円滑に行ったりすることができる。

3.発音の改善方法をフィードバック

 AI発音チェックで、生徒の誤発音に応じて、口形や発声の改善方法を具体的にフィードバックする。評価確定後、生徒は教員からの評価とあわせて発音の改善方法を確認することができる。

 生徒一人ひとりの誤発音やその改善方法に関するフィードバックを自動生成できるので、教員の個別支援の負担を軽減する。生徒は自分の伸びしろを具体的に把握でき、モチベーションを高めながら音読学習に取り組むことができる。

4.教員からの評価コメントを自動生成

 生徒の提出前の音読練習回数(学習過程)や提出した課題の発音判定(学習結果)から、生徒一人ひとりに応じた評価コメントを自動生成する。教員は自動生成したコメントを加筆・編集して生徒に評価を通知できる。

 教員は、生徒の学習過程・学習結果に応じたフィードバックを簡単に行え、個別支援の負担を軽減することが可能。生徒は自分の頑張りや伸びしろを具体的に把握でき、音読学習のモチベーションを向上させることができる。

 また、リリースに先立ちトライアル校の募集を開始した。応募した学校は、2025年9月から随時更新されるベータ版を無料で利用できる。対象は教員・生徒で、利用の学級数・人数を問わない。トライアルの期間は任意4カ月間で、製品アンケートへの協力が必要となる。トライアルは申し込みフォームから受け付けている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/12783 2025/07/22 11:20

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