イー・ラーニング研究所は、6月11日〜13日にインテックス大阪(大阪府大阪市)で開催された教育総合展「第8回EDIX(教育総合展)大阪」にて、同社の出展ブースを訪れた教育関係者を対象に実施した、「チームワークに関する調査」の結果を7月18日に発表した。同調査は、157名から回答を得ている。

調査対象者に、教職員同士のチームワークが児童生徒の学びに与える影響について、どのように考えるかを尋ねたところ、「非常に大きな影響がある」と「ある程度影響があると思う」を合わせた割合が9割超を占めた。

自身の勤務先では、性別、年齢、国籍、障がいの有無といった、多様な教職員が活躍できる環境が整っていると思うかを尋ねた質問では、「十分に整っている」という回答は2割を下回り、「あまり整っていない」が約3割となっている。

児童生徒間のチームワークを促進するには、どうすればよいと思うかを尋ねたところ(複数回答)、「探究学習などによるグループワーク」がもっとも多く、「さまざまな年代の人との日常的な対話」「スポーツ、課外活動の実践」がそれに続いた。

今後、より学習すべき教育テーマとして求める内容・サービスを自由に答えてもらった質問では、「非認知能力」「自分で考える力」「自律分散型教育」といった回答が寄せられている。
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