
「学校の先生は世間を知らない」「学校は閉じた世界だ」──そんな言葉を耳にすることがあります。一方で「学校の外に出てみたい。でも、何をすればいいのかわからない」「教育以外の世界を知りたいけれど、時間がない」と感じ、なかなか一歩を踏み出せない先生も多いのではないでしょうか。学校は構造的に、外部との接点が少なくなりやすい環境です。前年度のやり方を引き継ぎながら日々の業務を回していく中で、新しい発想や他分野との交流を持つ機会が限られてしまう現状があります。しかし、そのような中でも、学校以外の場に関わる「越境」の動きが少しずつ広がっています。今回は、先生たちのキャリア支援を行ってきたクジラボ代表・森實泰司さんに、越境する先生たちのリアルについて伺っていきます。
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津田 迪加(ツダ ユカ)
公立小学校教員を11年経験後、教育の現場で培ってきた傾聴スキルや言語化スキルを生かし、フリーランスライター・編集者として活動中。株式会社クジラボに2021年創業時より携わり、教員向けイベントの企画・運営も行う。
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