ブリタニカ・ジャパンは、高等学校での探究学習に特化したデジタル教材「ブリタニカ探究総合パック」の提供を7月に開始する。
「ブリタニカ探究総合パック」は、AIが発展し、情報の収集や整理をテクノロジーが担うようになった中で、これからの時代に求められる「知識の活用力」と「問いを生み出す力」を育むための教材として開発された。

同教材では、同社が蓄積してきた信頼性の高い情報をもとに、生徒が自ら問いを立てて情報を整理・活用しながら学びを深めていくプロセスを支援する。
情報源としての質の高いリソースに加えて、探究の各ステップを導くガイドやワークシートなどの支援ツールを組み合わせて、学びを一貫してサポートすることによって、探究学習がはじめての生徒や教員でも安心して活用できる。
「情報」「環境」「災害」「国際協力」「人権」「医療」という6つのテーマから、学習者自身の興味・関心に応じてテーマを選択可能で、テーマごとの「基本課題」のほか、自らが設定した課題にも取り組める。全5コマ構成(1〜5時間目)で、「探究学習の基本的な型」を実践的に習得できるほか、2時間分のオプションコマを用意しており、学校の実態に応じた柔軟なカリキュラム設計を可能にしている。
さらに、学習時に「探究のカギ」や「テーマ別ガイド」から、同社のデータベースの記事やコンテンツにアクセスできるので、確かな情報に基づく深い探究活動が実現する。
「ブリタニカ探究総合パック」は、生徒用教材と教員用教材で構成され、生徒用教材は以下の通り。
- 探究のカギ(テーマ別)
- レッスンスライド(全テーマ共通)
- テーマ別ガイド(テーマ別)
- ワークシート(テーマ別・一部共通)
- その他(動画・画像・関連ツール)

教員用教材は以下の通り。
- 指導案+指導のヒント(全テーマ共通)
- 評価ツール(全テーマ共通)

提供形態は、Webブラウザ対応のデジタル教材となる。
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