河合塾グループのKEIアドバンスは、大学の教育、研究、社会貢献をはじめとする大学経営全般を研究する「KEIアドバンス大学経営総合研究所」を4月1日に設立した。同取り組みで得られた知見は、日本における大学の持続的な発展に向けた支援に活用される。

加速する少子化やグローバル化、高等教育の大衆化など、日本の大学をとりまく環境は大きく変容している。学生獲得や教育・研究資金をめぐる大学間の競争も激化しており、各大学は勝ち残りに向けていっそうの変革が求められている。
一方で、大学の経営リソースは限られており、個々の大学で対応することへの限界も指摘されている。
これまでKEIアドバンスは、河合塾グループの強みを生かし、大学広報や学生募集戦略、入試業務などを中心に、大学経営への支援を積み重ねてきた。近年では、教職員向け情報サイト「KEIHER Online」を立ち上げ、大学経営に資する情報発信を積極的に行っている。
今回設立されたKEI大学経営総研は、これらの取り組みを大きく拡充するもので、教育・研究・社会貢献をはじめとする幅広い領域でこれからの「大学経営」を研究し、大学の持続可能な発展を支援する。
研究分野/アドバイザリー領域
- 大学の中長期経営計画
- 認証評価
- 大学リブランディング、魅力再定義
- 戦略的学生募集、学生支援
- 高校生、受験生、大学生の動向調査
- 新設、改組、申請業務
- 競争的資金獲得、申請
- DX、GX支援
- 大学間連携、産学連携、高大接続連携
- 大学国際化、海外提携先選定、留学生支援
- 大学のDEI推進
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