
2月17日、文部科学省とデジタル庁が主催する「学校ネットワーク自治体ピッチ」が、全国の教育委員会に向けてオンラインで開催された。GIGAスクール構想の第2期にあたる、端末活用の定着と通信ネットワークの整備のうち、特に大きな課題であることが指摘されている「学校のインターネット環境の改善」を目的として、ほぼ丸1日を費やすイベントとなった。本稿では、文部科学省、総務省、デジタル庁の関係者が登壇した、学校ネットワーク整備をめぐる現状と官民の取り組みに関する講演の模様と、すでにデジタル庁のWebサイトに動画でも公開されている、通信事業者14社が紹介したインターネット接続サービスの比較検討用の一覧表を取り上げる。今後の通信環境の改善の一助となれば幸いだ。
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野本 竜哉(EduOps研究所 代表)(ノモト タツヤ)
情報工学修士。高校生時代に自身が1人1台の端末環境で学んだ経験を世に広げるべく、通信企業の学校SE、教育企業の管理職、教育系システム会社の執行役員を歴任し、一貫して教育×ICT領域の事業に従事。2024年8月に独立し「技術をやさしく伝える」をモットーとした教育現場の取材・執筆・情報発信活動の傍ら、...
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