Lentranceは、同社の学習用ICTプラットフォーム「Lentrance(レントランス)」の導入・利用状況を一元管理できる「教育委員会・学校法人向けサービス」において、より利便性の高い新機能が利用可能となる「プレミアムプラン」(有償)を4月から提供開始することを、3月27日に発表した。

2024年度からデジタル教科書の導入が始まり、小学校5年生から中学校3年生までの全児童生徒に対して英語のデジタル教科書が提供された。その後、中教審のワーキンググループからはデジタル教科書を紙の教科書と同じように扱い、制度上明確化することが適当だとする中間まとめが示されたうえ、2025年度は中学校教科書の改訂年度に該当することもあり、デジタル教科書の利用定着がより進み、活用の幅も広がっていくと考えられる。
こうした状況もあり、「教育委員会・学校法人向けサービス」は継続的にアップデートを進めてきた。この度、さらなる利便性の向上と現場の負荷を低減させる新機能の追加にあわせ、それらを利用できる「プレミアムプラン」の提供を開始することとした。
「プレミアムプラン」で利用できる機能は以下の通り。
利用状況ダッシュボード
所管する学校全体のデジタル教科書・教材の利用傾向を自動集計
プリント配付機能
独自に制作した副読本やプリントを所管する学校や児童生徒へ配布
アカウント一括登録機能
所管する学校のアカウント登録をまとめて処理
クーポン一括引き換え機能
所管する学校のクーポン引き換えをまとめて処理
今回追加される新機能は「プレミアムプラン」のトライアルとして2024年度から提供しており、トライアルに参加した自治体からのフィードバックを反映したものとなっている。そこでトライアルに協力した自治体には、協力への感謝の意を込め、正式サービスへの移行後も「プレミアムプラン」の機能を一定期間無償にて提供する。
なお、これまで「教育委員会・学校法人向けサービス」で提供してきた機能は、「スタンダードプラン」としてこれまで通り無償で提供する。
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