MetaMoJiは、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」(Web版)を大幅に機能強化して、3月26日に提供を開始した。あわせて、「MetaMoJi ClassRoom」シリーズのアプリ版とWeb版の両製品で使用できる「動かして学ぶオリジナル教材」を拡充して、ダウンロード提供を開始する。

「MetaMoJi ClassRoom 3」は、Chromebook、iPad、Windowsに対応しており、混在環境でも利用可能な学習支援ソフト。高品質な手書きで、紙に書いているような感覚で編集できるほか、個別最適学習や不登校支援などに必須とされるオンライン巡視にも対応している。1ノート・1アプリだけで一斉・個別・協働学習を切り替えながらの授業が可能となっており、配布した教材の取り組み状況を常時確認できるため、回収・管理の必要はない。
今回「MetaMoJi ClassRoom 3」(Web版)において行われた、おもな機能強化は以下の通り。
- シングルサインオン(SSO):MicrosoftまたはGoogleにログインすれば、MetaMoJiに自動ログインできる
- 用紙:教科罫線など100種以上の用紙フォーマットをページごとに設定可能
- ノート操作:ボックス間での移動や、別の授業ノートへの複製・配布が容易になり、授業履歴の記録や他のクラスの授業準備などに役立つ
- ページ操作:ページを他のノートにコピーしたり、他のノートを追加読込したりする
- ペイント:ペンで描いた絵を瞬時に均質に塗りつぶす
- アイテム:イラストや記号などを呼び出して使える
- 投票:1つのノートで複数の設問を同時に実施・集計できる。アイテムなどの画像と組み合わせて小テストにも利用可能
- 提出・採点:教員が生徒のノート提出状況や採点結果を一覧管理できる
- ある生徒に着目:教員が生徒を限定してノートを閲覧可能になり、見取りや評定のときに役立つ
- ノート移行:アプリ版のノートをファイル出力して、Web版で読み込める(環境により一部制限あり)
- PDF保存:ページや生徒を指定してノートをPDF形式でダウンロードする
- 活用状況表示:ログイン数やノート数などの活用度や月次推移を学校ごとに集計する
- OneRoster対応:OneRoster形式のファイルを読み込んで、名簿を更新する。校務支援システムとの連携や、年度更新作業が効率化できる



あわせて拡充された「動かして学ぶオリジナル教材」は以下の通り。
- ひらがなカード/カタカナカード:読み書きの練習や、絵に対応したカードを選んで言葉をつくって学べる
- つなぎ言葉:文章をつなぐ言葉を選んだあと、つなぎ言葉を使った文章を作成して、言葉を学べる
- 日本列島の白地図:難易度順に都道府県を組み合わせて日本列島を完成させることで都道府県の形と位置、大きさを学べる
- 地図記号カード:記号と名前の対応表を使って、名前の確認や、記号を並べて学べる
- 赤丸カード/赤玉セット:数字や絵に対応した数の赤玉を選んで、数え方を練習する
- 太陽系:太陽の周りに惑星を配置して、正しい順番を覚えられる
- 球技コート(野球/サッカー/バスケット/バレー):コート上で選手やボールを動かしながら、ルールや作戦を確認できる
- 思考ツール:25種類以上の思考テンプレートを使って、いろいろな思考方法を身につけられる
なお、機能強化された最新の「MetaMoJi ClassRoom 3」は、4月23日~25日に東京ビッグサイトで開催される「EDIX東京2025」の同社のブースで体験できる。
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