コードタクトは、同社が提供する授業支援クラウド「スクールタクト」に、新機能「付箋ツール」「コネクタツール」「回答編集モード」などを、2月21日に追加した。これにより探究的な学びを促進し、授業運営の利便性も向上する。また同社は、新機能の効果的な活用方法を紹介するオンラインセミナーを、3月27日に開催する。参加費は無料。

今回追加された新機能の概要は以下の通り。
付箋ツール
「スクールタクト」のキャンバス上に、正方形の付箋を使いテキストを書き込めるようになった。付箋は8色から選べ、移動・回転などの操作ができるムーブパーツに設定することで、教員が作成した付箋を児童生徒が動かすことも可能。より手軽に意見収集できるようになり、探究的な学びのプロセスにおける情報収集や、比較・分類なども行いやすくなった。

コネクタツール
付箋ツールなどキャンバス上の特定のオブジェクトの移動に合わせて動く線(コネクタ)を描けるようになった。オブジェクト同士をコネクタで接続することで関係性が表現しやすくなり、コンセプトマップ(情報を整理するための視覚的な図)の作成などにも役立つ。探究学習などでの思考を整理し、情報を関連付けて理解を深める学びを促進するために開発された。

回答編集モード
教員は児童生徒がキャンバスに記入した書き込みやオブジェクトを編集したり、移動させたりすることが可能になった。例えば、キャンバス上に学級全員で作成した寄せ書きを、印刷の直前に教員が誤字を修正したり、重なったメッセージの配置を整えたりすることが可能となる。児童生徒に指示することなくスムーズに仕上げられるため、教員の業務負荷軽減にもつながる。


また同社は、「スクールタクト」の新機能について紹介するオンラインセミナー「スクールタクトを使いこなしたい方のための新機能セミナー~児童生徒の意見の発散・比較・分類をより簡単に!~」を開催する。セミナーでは、新機能の解説のほか、実際の授業での活用イメージも合わせて解説する。解説後は15分間の質疑応答の時間を設けている。
開催日時は3月27日の15時~15時45分で、Zoomを使用して行われる。参加費は無料。参加対象は小学校・中学校・高等学校・中高一貫校の教員、教育委員会の担当者、ICT支援員など。参加には事前の申し込みが必要となる。
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