すららネットは、同社の提供するAI×アダプティブラーニング教材「すらら」が、北海道教育委員会の運営する「ほっかいどう メタ☆キャンパス」での試験導入の結果、2025年度も継続利用される見込みとなったことを、2月21日に発表した。

国の行った調査によれば、北海道内の公立小中学校における不登校児童生徒数は、小学校4554人、中学校8463人で過去最多の約1万4167人となり、そのうち約25%の児童・生徒が学校内外の専門的な相談・指導等を受けていないという。
北海道教育委員会では、不登校児童生徒支援のための取り組みの一環として2024年8月26日にメタバースの「ほっかいどう メタ☆キャンパス」をオープンし、学習支援や教育相談などを行っている。そのなかで「すらら」が不登校児童生徒の学習ツールとして試験導入されており、約20名の生徒が学習を開始した。この取り組みの成果によって、2025年度も「すらら」の活用が継続となり、利用希望生徒を募る予定となっている。
「すらら」は、小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、教員役のアニメーションキャラクターとともに、1人ひとりの理解度に合わせて進められるアダプティブなICT教材。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能によって、一人ひとりの学力に応じて理解・定着・活用のサイクルを繰り返すことで、学習内容の理解と定着をワンストップで実現する。
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