ラネクシーは、同社が提供するクラウド型PC操作ログ管理サービス「MylogStar Cloud(マイログスタークラウド)」が、兵庫県の三木市教育委員会において、証跡管理として自社システムに問題が発生した際の原因究明を目的に導入されたことを、2月5日に発表した。
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「MylogStar Cloud」は情報漏洩対策の基本となるPC操作ログ管理サービスを、管理サーバーや事前設定などは不要で提供する。「かんたん」に導入・利用できるように設計されているため、担当者のシステム構築の負荷や工数を削減して運用できる。
三木市では、学校の教職員が成績処理や学校事務などに使っている校務用PC(約550台)の更新が2024年秋に迫っており、IT資産管理についても更新に合わせてクラウドへの移行を検討していた。しかし、既存のIT資産管理ツールは、別に利用中の教育機関向けクラウドサービスである「Microsoft 365 Education A5(Microsoft 365 A5)」と多くの機能が重複しているという問題があった。
そこで「併用予定のツールと機能が重複しない」「低コストで導入できる」「クラウド上でセキュアに運用でき、ログのチェックも容易」という点を評価し、同市の教育ICT基盤においてラネクシーのクラウド型PC操作ログ管理ツール「MylogStar」の採用を決定した。
同社の「MylogStarシリーズ」は、顧客の環境に合わせて1台のスタンドアロンPCから大規模構成、オンプレミス、クラウドまで各種ラインナップで運用をカバーするPC操作ログ管理専用ソフトウェア。管理対象となるサーバー/クライアントのログオン・ログオフ、アプリケーション、ファイル操作、印刷、アクティブウィンドウなどあらゆる操作ログを記録する。
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