国立教育政策研究所は、研究者や学校関係者、自治体の政策立案者といった異なるステークホルダーを招いたシンポジウム「令和6年度教育研究公開シンポジウム AI時代の教育データ利活用による学びの可能性 〜研究と実践〜」を、11月9日13時30分〜17時に文部科学省(東京都千代田区)3階の講堂、およびオンラインにて開催する。参加費は無料で、事前登録が必要。
同シンポジウムは、教育データの利活用に関する研究と実践のサイクルを紹介するとともに、AI時代における今後の教育データ利活用の可能性についての議論を通じ、データ駆動型教育の推進に資することを目的に開催される。
当日は、文部科学省総合教育政策局参事官(調査企画担当)/教育DX推進室長である木村敬子氏による「教育DX・データ利活用の現状と展望」、京都大学学術情報メディアセンターの教授である緒方広明氏による「『データ駆動型教育』の実現に向けた実証基盤開発とエビデンスに基づく教育実現に向けて」、堺市教育委員会教育センターの能力開発課長である品川隆一氏による「教育データの『見える化』に向けた取組〜明日からできる教育データ利活用〜」、京都市立西京高等学校附属中学校の教頭である宮部剛氏による「教育データを利活用した授業実践」、戸田市教育委員会の教育長である戸ヶ﨑勤氏による「戸田市における教育データ利活用の実践事例」、滋賀大学教職大学院の特任准教授である山岡武邦氏による「データサイエンス×教育 これからの教員養成のあり方と課題」といった、多彩なプログラムを予定している。
参加申し込み受け付けは10月29日までで、受け付け期間内であっても定員(オフライン参加:150名、オンライン参加:600名)に達し次第、受け付けを締め切る。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア