コードタクトは、同社の運営する授業支援クラウド「スクールタクト」に、新機能として「選択形式の回答欄」「マイノート」「カラーピッカー」を、8月30日に追加した。あわせて、これらの新機能を授業で効果的に活用するためのオンラインセミナーを、9月19日16時〜16時30分に開催する。参加は無料で、事前の申し込みが必要。
「スクールタクト」は、データとAIを活用して主体的・対話的で深い学びを円滑に実現する授業支援クラウド。児童生徒および教員の両者にとって、「学校の時間」をより楽しく豊かなものにするサービスとなっている。
今回追加された新機能のひとつである「選択形式の回答欄」は、チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウン形式で選択肢を設定可能な回答欄機能になる。児童生徒は、指定された選択肢の中から回答を選べるようになっており、教員は回答データをCSV形式でダウンロードして集計できる。
アンケートや小テストを作成する際に、Googleフォームといった別ツールを使用することなく、「スクールタクト」だけで作業できる。回答は選択形式なので、文字入力が苦手な低学年の児童でも扱いやすい。
2つめの新機能である「マイノート」は、児童生徒が個人で使えるノート機能。作成したノートは教員が作成した課題を通じて、他の児童生徒に安全に共有することもできる。
同機能によって、児童生徒は自身の志向や興味関心に沿ったスタイルで自由に記録を残せるため、児童生徒が起点となる学習者主体での学びの実現が可能になる。
3つめの「カラーピッカー」は、「スクールタクト」で最大1677万色まで設定できるようになったことに合わせて追加された新機能。作成したカラーはカラーボックス内に自動登録される。
色数が増えたことで、アイデアや感情などをキャンバス上でより豊かに表現可能になるとともに、色を使い分けやすくなったため視覚的な情報の整理や比較にも使用できる。
ほかにも「スクールタクト」では、キャンバス上の指定した位置での文字入力が可能になる「テキストツールの改善」といった、いくつかの仕様変更が行われた。
新機能の追加にともなって開催されるオンラインセミナー「新機能紹介セミナー 【学習者主体の学びを育む!】『マイノート』など新機能をまとめてご紹介!」では、「マイノート」や「選択形式の回答欄」を中心に、新機能の詳細や、授業での効果的な活用方法を紹介する。
参加対象は、小学校・中学校・高等学校・中高一貫校の教員、都道府県・市区町村教育委員会担当者で、「スクールタクト」導入の有無に関係なく参加できる。
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