みらいスタジオ、さくらインターネットと提携して高専生向けクラウドサービス「みらいサーバー」の提供を開始

　みらいスタジオは、さくらインターネットと、高等専門学校に所属する学生のキャリア教育に関する業務提携契約を締結したことを、8月29日に発表した。同提携によって、高専生向けクラウドサービス「みらいサーバー」の提供を同日に開始している。

　「みらいサーバー」は、高専生による部活動、研究成果発表、学生の個人的な活動といった用途での利用を想定しており、高専生なら1年間無料で利用できる。さらに、高専本科または専攻科在学中なら、1年間を経過後も引き続き無料で利用を続けられる。 なお、みらいスタジオは「みらいサーバー」の企画と運営を担当し、さくらインターネットは「みらいサーバー」の基盤としてパブリッククラウド「さくらのクラウド」を無料で提供する。

　みらいスタジオはこれまで、高専生向けキャリア教育イベントの開催や、子会社である高専キャリア研究所を通じたコミュニティ運営などを行っており、さくらインターネットは、国立高等専門学校機構と包括連携協定を締結している。両社は、それぞれ高専生の教育支援に尽力してきた背景があるほか、特定の高等専門学校での出前授業も行っている。

　これらの経験に基づいて高専生の教育支援にさらに注力すべく、今回の業務提携契約締結に至ったという。