スタディプラスは、同社の運営する教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」の「教材配信システム」において、育伸社の中学生向け学習教材「iワーク」シリーズで使える「デジタル進度表」の提供を開始したことを7月9日に発表した。
「デジタル進度表」は、これまでリアルタイムで把握することが難しかった、生徒の紙教材での学習進捗や理解度をデジタルで可視化する機能。紙教材を用いて学習した生徒が、「デジタル進度表」に理解度を入力することによって、教員と生徒間で教材の進捗が共有できる。紙教材だけでなく、塾独自に用意しているカリキュラムや映像教材の進捗管理にも対応する。
利用対象は「iワーク」の紙教材を利用しており、「Studyplus for School」を導入済み、またはこれから導入する予定の教育機関となる。初期費用・システム利用料ともに無料で利用可能となっている。
「iワーク」は、演習から定着確認までをサポートする学校教科書準拠教材。スモールステップで単元を構成しているので、どんなスタイルの授業でも使える。教材レベルは中学1年生~3年生で、対応教科は理科、社会。
「Studyplus for School」は学習記録でいつでもどこでも生徒とつながり、生徒の成績向上と教室の経営改善を支援するコミュニケーションプラットフォーム。生徒の学校や志望校ごとに異なる、紙教材・デジタル教材のあらゆる学習記録を一元化・可視化することで、教育機関の業務の大半を占める学習指導を効率化し、人手が足りない中でもよりよい教育を届けられるよう支援する。あわせて、出席記録、入室記録、成績記録、面談記録といった教室運営に必要なあらゆる情報を集約することによって、誰でも簡単に業務を効率化できる。
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