ストリートスマートは、全国の教員による校務の省力化を力強く後押しすべく、Google Cloudのノーコードのアプリケーション開発プラットフォームサービス「AppSheet」を活用した、3つの校務支援アプリの提供を5月9日に開始した。
「AppSheet」では、プログラミングの知識がなくても画面を見ながら簡単に高機能なアプリケーションが作成可能。作成したアプリケーションは学校現場で使われる教員用端末をはじめ、スマートフォンやタブレット端末でも利用できるため、学校現場のニーズに合わせて作成し、さまざまな場面での活用が可能になる。
さらに、アプリ開発時に特別なデータベースを用意する必要がないのもポイントとなる。「AppSheet」に「Google スプレッドシート」を読み込ませることで、アプリの基本機能と画面を自動作成することも可能となっている。
今回、ストリートスマートが提供を開始した、教員の校務を効率化する校務支援アプリは、「出張申請アプリ」「保健室利用記録アプリ」「図書貸出管理アプリ」の3つ。
「出張申請アプリ」は、入力フォームに必要事項を入力し送信するだけで申請作業が完了する。管理職の教員はアプリ上で承認ができ、承認後は事務職員へ自動的に連携される。
「保健室利用記録アプリ」は、入力フォームに必要事項を入力するだけで記録が完了し、記録は自動的にスプレッドシートに集約される。また、担任の教員への通知も自動となっている。
「図書貸出管理アプリ」は、校内のあらゆる場所から子どもたちの本の貸出状況を確認可能で、教員用端末から貸出・返却のステータスを変更できる。さらに、貸出中の本の返却期限が、子どもたちへ自動で通知される。
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