LITALICOは、教員をサポートしインクルーシブな教育体制構築を目指す学校現場向けICTサービス「LITALICO教育ソフト」が、東京都国立市にトライアル導入されたことを、3月21日に発表した。
国立市教育委員会では、通常の学級における包摂力の向上を目指している。「LITALICO教育ソフト」を活用し、子どもの実態把握を日々の支援に接続することで、障害のあるなしに関わらずすべての子どもがともに学び相互に成長できる環境を整備することを目指し今回のトライアル導入に至った。
「LITALICO教育ソフト」は、学校現場の特別支援教育を支えるICTサービス。特徴は以下の通り。
- 多角的に児童生徒の特性を把握:詳細なアセスメント機能により、児童生徒の特性を詳しく把握できる。把握した特性にもとづき指導計画を立てることが可能。
- 約6000の文例:個別の教育支援計画・指導計画を立てる際に教員が活用できる豊富な文例を準備。アセスメントの結果からおすすめの文例提案機能を活用して、個別最適化した計画を作成できる。
- 複数年データの蓄積とデータ連携:複数年度の情報を一元管理でき、引き継ぎや情報共有をスムーズに行うことが可能。進学時や進級時、関係機関との連携もスムーズに行える。
- すぐに活用できる教材:スモールステップかつユニバーサルデザインが施された約1万3000枚の教材で教材作成の業務負担軽減につながる。
- 隙間時間に学べる動画:特別支援教育の基礎や実践方法を短い動画で継続的に学べる。
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