ユーフォリアは、福岡県宗像市が進める市内の公立中学校の学校部活動を地域クラブ活動に段階的に移行する部活動改革において、市が主催し、委託されたグローバルアリーナが設立した「むなかたアカデミークラブ」の運営業務システムに、同社が提供する部活動運営管理アプリ「Sgrum(スグラム)」が採用されたことを、3月21日に発表した。
同市では昨年9月、学校部活動休養日に開催する中学生スポーツ事業「むなかたアカデミー教室」を、グローバルアリーナに委託する形で設立した。「むなかたアカデミー教室」は、学校間の垣根を越えてスポーツ活動および文化活動を基礎・基本から習得することを通して「成長する喜び」「チャレンジする楽しさ」を学べる、同市在住の中学生を対象としたスポーツ事業。
これにより、部員数が少なくて活動ができない、専門的な知識を有した指導者が見つからず望ましい指導を受けられなかった種目でも参加でき、子どもたちに新たな活動場所が提供できるようになった。
また、ほかの中学校生徒との交流が生まれ刺激や励みになるなど、よい効果も生まれてきている。今後同市では、2027年度中の部活動完全移行に向けて順次体制整備を行っていく。
「Sgrum」アプリによる運営業務効率化について
2024年度からは「むなかたアカデミー教室」を、将来のクラブ化を見据えた「むなかたアカデミークラブ」に発展させて開催し、同市立中学校の運動部全10種目(全15教室)に加え、新たに文化部(吹奏楽)も開講することとなった。
「むなかたアカデミークラブ」の開催にあたり、生徒の管理や連絡網、活動スケジュールの共有などの運営管理に「Sgrum」が採用され、業務の効率化を図ることとなった。保護者や生徒もまた、スマホアプリで簡単に休みの連絡やスケジュール確認を行える。
また「Sgrum」のホームページ作成機能により「むなかたアカデミークラブ」サイト制作も支援した。あらかじめ用意しているテンプレートをもとに制作を行うため、制作にかかる費用や時間が圧縮でき、迅速な立ち上げを行いスムーズに運営業務を開始できている。
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