学書は、写真つきの教室運営をIT化する学童向けの新サービス「Kazasu(かざす)キッズ」をリリースしたことを、3月18日に発表した。
近年、共働き世帯やひとり親世帯が増え、放課後児童クラブ(学童)の施設数、利用する児童数も年々増加している。「Kazasuキッズ」は、写真つきの入退室管理&業務管理機能を兼ね備えた教室管理システム。安心して子どもを預けたい保護者と、少ない人員で安全かつ効率的に管理・保育していく必要がある教室の架け橋となり、日々の業務をサポートする。
「Kazasuキッズ」は、おもに学習塾向けに開発された「入退室管理システムKazasu」の姉妹商品。10年以上の運用実績を持つ「入退室管理システムKazasu」で培った技術を「Kazasuキッズ」でも提供する。
メインとなる機能は以下の4つ。
写真つき入退室
子どもたちがカードをかざすと、そのときの顔写真と一緒に保護者へ入退室メッセージを配信。教室の雰囲気や子どもたちの様子がダイレクトに伝わり、保護者の安心感も高まる。カードをかざして1人0.5秒(最速値)で認識が完了する。
入室予定管理
児童の入室予定と入退室状況を一目で確認できる。日ごとの入室予定は用紙出力にも対応。入室が遅れている児童がいる場合や、入室予定のない児童が入室した際にはアラートが表示され、延長や一時的な預かりなどさまざまな予定管理が可能となる。保護者は専用アプリのカレンダーから予定を確認できる。
保護者からの各種申請
遅刻や欠席の連絡、延長などの利用時間変更、通常利用日以外での預かりの利用、給食の申し込みなど、保護者はアプリから各種申請が可能。申請機能は教室の運用状況に合わせて選択できる。各種申請は自動で入室予定に反映されるため、教室の手間を大幅にカットできる。
保護者とのコミュニケーション
保護者と相互のやり取りができる連絡帳機能を利用できる(利用をOFFにすることも可能)。また、メッセージの一斉配信も可能。学年・学校ごとの選択配信や予約送信、開封確認機能も搭載されている。写真や書類データをファイル添付したり、アンケートを作成したり、さまざまな配信ができる。保護者はメール・専用アプリ・LINEから選択してメッセージを受信可能。
そのほか、面談・イベント管理、請求書発行機能などさまざまな機能を順次リリース予定。また職員が日々の業務に集中できるよう、保護者からの問い合わせを受け付ける保護者専用のサポートダイヤルも設置されている。
なお、月額プランは教室の運用に合わせて以下の2つから選べる。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア