
小学校の算数は、得意不得意が分かれる教科のひとつだ。大人にとっては簡単にわかる概念でも、最初の手がかりを見つけられず、つまずいて苦手だと感じてしまう子どもも少なくない。子どもたちが新しい単元に差し掛かったとき、新たな知識を自分の中で落とし込み理解につなげるためにはどのような教材が必要なのか。そのひとつの答えが、渋谷区立千駄谷小学校の算数専科の教員である鍋谷正尉氏が自ら作り上げた「算数のデジタル教材」だ。子どもたちの興味関心だけでなく、自ら考える力を引き出す工夫が凝らされたデジタル教材と、それらが生まれた背景などを聞いた。
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相川 いずみ(アイカワ イズミ)
教育ライター/編集者。パソコン週刊誌の編集を経て、現在はフリーランスとして、教育におけるデジタル活用を中心に、全国の学校を取材・執筆を行っている。渋谷区こどもテーブル「みらい区」を発足しプログラミング体験教室などを開催したほか、シニア向けサポートを行う渋谷区デジタル活用支援員としても活動中。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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