学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内々定の獲得状況」に関するアンケート調査の結果を2月7日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」上で1月25日~31日の期間に行われ、413名から有効回答を得ている。
調査対象者に、現在までに内定(内々定)を獲得しているかを尋ねたところ、「内定(内々定)を獲得した」とする回答は29.2%に達し、同時期の調査としては過去最高を記録した。
文理別でみると、文系の内定(内々定)獲得率は前年同時期より9.0ポイント増の28.3%と高く、理系の内定(内々定)獲得率は31.0%と、早くも3割超に達している。ただし、11月末~12月末の1か月で13.2ポイント増と急伸したのに対して、今回は4.2ポイント増と伸び率が低く、前年並みのペースとなった。
内定(内々定)を獲得した人に、現在までの内定(内々定)獲得社数を尋ねた質問では、「1社」が54.3%に達したものの、「2社以上」が前月より27.0ポイント増の45.8%を占めている。1人あたりの獲得平均社数は1.69社と、前月(1.22社)から大きく増加した。
同じく内定(内々定)を獲得した人に、内定(内々定)を得た企業を就職活動やインターンシップなどを始める前に知っていたかを尋ねたところ、「知らなかった」(68.1%)が「知っていた」(31.9%)の倍以上となっている。
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