学情は、2025年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「UIターン」に関するアンケート調査の結果を1月31日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して、1月10日～24日の期間に行われ、384名から有効回答を得ている。
調査対象者に、UIターンや地方での就職を希望するかを尋ねたところ、「希望する」という回答は36.7％に達しており、2020年6月に行われた調査の結果と比較して、14.9ポイント増加した。学生からは、「大学で都会に出て、地元のよさがわかった」「実家の近くに住みたい」「地元に帰って実家から通える企業に就職したい」といった意見が寄せられている。
UIターンや地方での就職を希望する理由としては（複数回答）、「家族と一緒に暮らしたいと思うから」（44.7％）がもっとも多かった。「地元に貢献する仕事をしたいと思ったから」（42.6％）、「都市部よりも地方のほうが住みやすいから」（36.2％）がそれに続いた。
UIターンで希望する勤務地を尋ねた質問（複数回答）では、「出身の都道府県」（72.3％）が最多となり、以下「出身の都道府県に近く、求人の多い県」（36.2％）、「魅力的な求人のある地域」「首都圏へのアクセスがよい地域」（どちらも19.1％）が続いている。
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