COMPASSは、同社が提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」において、文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題をQubenaのAI機能により個別最適に学べる「Qubena 教科書×AI コンテンツ」の第3弾として「小学校 教科書の練習問題/まとめ問題」を2024年4月にリリースすることを、1月16日に発表した。また、同コンテンツを含む小中学校の教科書に準拠したコンテンツである「Qubena 教科書×AI コンテンツ」について説明するオンラインイベントを、1月20日に開催する。
GIGAスクールの1人1台端末環境において、教育データの利活用が次なるテーマとして注目される中、同社はこれまで子どもたちの「個別最適な学び」の実現のため、サービスの垣根を越えた連携を通して子どもたちを中心とした「シームレスなデジタル学習基盤づくり」に取り組んできた。
その中でも、学校教育の主たる教科書とシームレスに接続することは子どもたちの「個別最適な学び」に必要不可欠と同社は捉えており、これまで提供してきた国語の語彙や漢字、英単語など教科書に準拠した問題に加え、今回文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題を「Qubena」のAIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて出題し個別最適に学べる「Qubena 教科書×AI コンテンツ」を順次リリースしていくこととした。
「Qubena 教科書×AI コンテンツ」には文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題が搭載されており、各自治体で採択されている教科書と同じ内容・並び順で学習できるため、子どもたちにとってより学びやすくなり、また教員にとっても短い教材研究の時間で演習やテストへの活用できる。「Qubena」のAIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて出題されるため、教科書に準拠した問題を個別最適に学べる。
第3弾として2024年4月にリリースされる「小学校 教科書の練習問題/まとめ問題」の特徴は以下の通り。
1.小学校4教科の主要教科書に準拠
全国の小学校国語・英語・理科・社会の4教科で採用されている主要教科書に対応している(算数は新しい問題の追加はないが、すでに搭載されている「Qubena」標準版の問題の「教科書の目次対応」により、2024年4月以降、利用の教科書と同様の並び順・内容で学習できる)。
2.各教科書と同様の並び順・内容で日々の学習で活用できる問題を2万8000問搭載
各教科書と同様の並び順・内容で学べる問題を約2万8000問搭載。知識の定着や理解を深める練習問題のほか、理解度の確認ができるまとめ問題が搭載され、授業や宿題など日々の学習に活用できる。
3.各教科書に掲載されている作品や本文を使用した問題を搭載
国語では単元ごとに教科書に掲載されている作品や本文を使用した問題が搭載されている。
4.各教科書で使用している用語や表現・事例に合わせた問題を搭載
理科や社会では教科書ごとに使用している用語や表現、事例などに合わせた問題が搭載されている。
5.各教科書で使用している表現・単語のみを扱った、複数技能の問題を搭載
英語では教科書ごとに使用している表現・単語のみを扱った問題が搭載されている。豊富なイラストや音声が収録されており、聞く・書く・読むの複数技能の問題で理解度を確認できる。
また同社は、全国の自治体担当者・学校関係者を対象として、同コンテンツを含む小学校・中学校の教科書に準拠した「Qubena 教科書×AI コンテンツ」についての詳細を説明するオンラインイベント「学習者を中心としたデジタル学習基盤のこれから~教科書×教材 1人1台端末で実現するシームレスで個別最適な学びの環境づくり~」を開催する。
開催日時は1月20日の13時30分~17時で、Zoomを使用して配信される。参加費は無料。参加には事前の申し込みが必要となる。
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