大塚商会は、教育機関向けのオンラインセミナー「デジタル教科書の導入前に。」を、1月23日に開催する。参加費は無料。
デジタル教科書は、2024年度以降、小学5年生から中学3年生に英語・算数・数学が段階的に導入される。同セミナーでは、講師陣が課題に応じたネットワーク改善プロダクトについて実際の事例を交えながら解説が行われる。
文部科学省の調査では、オンライン教材を利用時にネットワークレスポンスに起因する事象が発生している自治体などがあることがわかった。そのためデジタル教科書導入に先立ちネットワーク診断(アセスメント)を推進し、必要な改善を早急に図ることが重要だと言える。改善を要する事項とし、文部科学省の2023年度補正予算額にはネットワークアセスメント実施促進事業として掲載されている。
セミナー当日は、YE DIGITALの「NetSHAKER」とチエルの「Tbridge」が紹介される。セミナーページではこれらのネットワーク改善プロダクトについての動画が掲載されているため、予習として活用できる。
セミナーの内容は以下の通り。
16時~16時20分:「ICT利活用のための安定した通信環境を実現」/株式会社YE DIGITAL マーケティング本部 事業推進部 野村茉由氏
今後ますますデジタル教科書や教材などの活用が進む中、ネットワーク環境の整備に頭を悩ませている人もいる。同セミナーでは、回線契約を見直すのではなく、キャッシュという方法を用いてデジタル教科書の快適な閲覧を実現するサービスと、その活用事例を紹介する。
16時20分~16時50分:「今学校に必要な無線LAN最適化とネットワークアセスメント」/チエル株式会社 菅野充浩氏
2023年2月に文部科学省から通達された「通信環境の評価(アセスメント)」を、通信ログを収集・可視化することで活用でき、かつ導入後フルオートで365日無線通信を最適化するチエルの無線LAN可視化・最適化ソリューション「Tbridge」を、実際の事例を交えながら紹介する。
開催日時は1月23日の16時~16時50分で、Zoomを使用して行われる。参加には事前の申し込みが必要で、締め切りは1月22日の17時。
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