Classiは、小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」において、「教育委員会から保護者への直接連絡機能」を追加したことを、1月12日に発表した。これまで学校に依頼していたさまざまな情報提供や調査を教育委員会が直接行えるようになり、学校現場の負担を軽減するとともに地域と保護者のつながりを強めることが可能となる。
多くの自治体では教育委員会から保護者に対し直接連絡する手段がなく、学校を経由して情報を発信する必要があった。その際、不審者情報や天候などによる行事開催予定の変更など喫緊の連絡に遅れが出るリスクがあるため、教育委員会から保護者へ素早く情報を伝達する仕組みが求められていた。
加えて、紙資料を用いて情報伝達したい場合、教育委員会で用意したプリントを学校内で学級ごとに子どもの数に応じて仕分ける作業が必要となる。長時間労働が課題となっている学校現場の負担を軽減するためにも、連絡手段のデジタル化が求められている。
Classiでは上記2つの課題の重要性を鑑み、解決のために2024年度から予定していたサービス開始を早め、本年1月より「tetoru」に「教育委員会から保護者への直接連絡機能」を追加した。
教育委員会から保護者への直接連絡機能では、「tetoru」を通して教育委員会から管轄内の公立小学校・中学校などに在籍する児童生徒の保護者に対して一斉連絡ができるようになる。これにより、学校現場の負担軽減と教育委員会から保護者への迅速なコミュニケーションを実現する。
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