ELSAは、青翔開智中学校・高等学校において、2024年4月から中学1年生~高校2年生を対象にAI技術を駆使した発話支援サービス「ELSA Speak」を導入することを、1月10日に発表した。
「ELSA(English Language Speech Assistant)」の技術は、生徒たちが自信を持って英語を正しく明瞭に話す手助けをすることを目的としたもの。同校とのコラボレーションでは、日本の英語教育の未来を地方から塗り替え、生徒たちが国際舞台で活躍するための道を切り開くきっかけとなることが期待される。
同校では建学の精神である「探究」「共成」「飛躍」のもと将来をデザインするため、その柱として「探究」の授業を教育の中心に据えた6年一貫の教育プログラムを提供している。
鳥取県のみならず世界の課題を創造的に解決するために、英語科では「教室を超えて、世界と共感しよう」を目標に世界基準の英語力育成を目指してきた。各教科では「通常」の授業と「探究」の授業をつなぎ、探究活動に生かせるスキルを育成する「探究スキルラーニング」という取り組みを行っている。
英語の「探究スキルラーニング」でも表現スキルを磨くため、スピーチやプレゼンテーションに数多く取り組んでいる。またこのような取り組みの素地を養うため、中学校1年生では「フォニックス」をカリキュラムに取り入れ、発音と文字の関係性を学んでいる。
しかし活動を行うにあたり、授業内という限られた時間の中で一人ひとりの生徒に適切なフィードバックを行うことは難しい状況だった。また生徒たちも授業外で取り組もうとしても何を手がかりに行えばよいのかわからないという課題があり、この度「ELSA Speak」の検討・導入に至った。
「ELSA」は英語をより正しく、自信を持って話せるようになるためのAIパーソナルコーチアプリ。独自の音声認識技術により、学習者は個人のスピーキングの弱み(発音・アクセント・イントネーション・流暢さ・語彙力・文法)を特定し、短期間で改善できる。
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