スタディプラスは、同社の運営するStudyplusトレンド研究所が、学習管理アプリ「Studyplus」上で全国の中学生・高校生を対象に実施した、「大学のオープンキャンパスに関する調査」の結果を12月18日に発表した。同調査は、「Studyplus」ユーザーの中学生・高校生に対して、10月27日~11月1日の期間に行われ、485名(中学生:116名、高1生:110名、高2生:107名、高3生:152名)から回答を得ている。
調査対象者に、オープンキャンパスに参加した数を尋ねたところ、高校2年生までに複数の学校のオープンキャンパスに参加する傾向がみられた。一方で、高校2年生~3年生にかけての伸びは少ない。
オープンキャンパスへの参加経験のある人に、オープンキャンパスにはじめて参加した時期を尋ねた質問では、高校1年生までの参加経験が半数を占めており、高校2年生までの参加経験は約88%となっている。
同じくオープンキャンパスへの参加経験のある人に、もっとも多く参加した大学のオープンキャンパスには、何回参加したかを尋ねたところ、4分の1の生徒が1つの大学のオープンキャンパスに、複数回参加していることがわかった。
同じくオープンキャンパスへの参加経験のある人に、オープンキャンパスに参加した理由を尋ねた質問(複数回答)では、「受験したい大学だったから」「学校の課題だったから」が上位を占めている。
もっとも多く参加した大学のオープンキャンパスへの参加回数が2回以上だった人に、オープンキャンパスに複数回参加した理由を尋ねたところ(複数回答)、「志望度が高かったから」が最多となった。
オープンキャンパスへの参加経験がない人に、オープンキャンパスに参加しなかった理由を尋ねた質問(複数回答)では、「まだ大学進学を考えていないから」がもっとも多く、高校1年生・2年生からは「まだ早いから」との回答も寄せられている。
オープンキャンパスへの参加経験のある人に、第1志望や志望度の高い大学のオープンキャンパスに参加したかを尋ねたところ、志望大学のオープンキャンパスに参加した人は8割程度だった。
オープンキャンパスへの参加経験があるものの、志望度の高い大学のオープンキャンパスに参加できなかった人に、志望度の高い大学のオープンキャンパスに参加しなかった理由を尋ねた質問では、「予約定員がオーバーしていた」「日程が合わなかった」「立地的に難しい」が上位を占めている。
オープンキャンパスへの参加経験のある人に、参加したオープンキャンパスの日程をどうやって知ったかを尋ねたところ(複数回答)、「大学のホームページ」が最多となったほか、「SNS」「Web広告」といったデジタル経路がマス広告を上回った。
同じくオープンキャンパスへの参加経験のある人に、オープンキャンパスへの参加によって志望意欲は上がったかを尋ねた質問では、「志望意欲が上がった」とする回答が9割超に達している。
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