学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内々定の獲得状況」に関するアンケート調査の結果を12月8日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して、11月24日~30日の期間に行われ、386名から有効回答を得ている。
調査対象者に、11月末時点までに内定(内々定)を獲得したかを尋ねたところ、「獲得した」とする回答は11.8%となり、前年同時期を3.1ポイント上回った。
内々定率を文理別でみると、文系は11.9%、理系は11.6%とほぼ差はないが、昨年度(文系:7.6%、理系:10.9%)と比較すると、文系の伸びが目立つ。
現在、就職活動をしているか(就職活動の一環としてのインターンシップやオープンカンパニー参加を含む)を尋ねた質問では、「就職活動をしている」という回答が88.7%と、前年同時期とほぼ変わらない値となった。
インターンシップやオープンカンパニーへの参加社数は「10社以上」(40.9%)がもっとも多く、前年同時期を7.1ポイントも上回っている。
インターンシップやオープンカンパニーに最初に参加した時期としては、「2023年8月」「2023年7月」「2023年6月」の順で多く、これらを合わせた割合は63.0%を占める。それ以前と合わせると9割超に達し、夏のインターンシップ時に就職活動を開始するのが一般的になっていることが明らかになった。
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