学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「就職活動で力を入れたこと・大変だったこと」に関するアンケート調査の結果を、9月29日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2024」来訪者に対して、9月6日~17日の期間に行われ、533名から有効回答を得ている。
調査対象者に、就職活動でがんばってよかったと思うことを尋ねたところ(複数回答)、「面接」(44.8%)がもっとも多く、「自己分析」(43.2%)、「エントリーシートの作成」(36.0%)がそれに続いた。学生からは、「面接は限られた時間の中で、自分をアピールする必要があるので慣れも必要だと感じた」「就職活動のもっとも大切なステップなので、面接に力を入れてよかったと思う」「インターンシップに参加した企業は面接も自信をもって臨むことができた」といった意見が寄せられている。
就職活動を通じて、大変だったことを尋ねた質問(複数回答)では、こちらも「面接」(65.5%)が最多となり、「エントリーシートの作成」(52.0%)、「自己分析」(46.5%)、「業界・企業研究」(37.7%)がそれに続いた。学生からは、「自己分析や業界・企業研究はすべてのベースになると思う」「自己分析や業界・企業研究は、ここまでやればよいというゴールがないので大変だった」「面接は時間もお金もかかるので、就職活動以外の予定と調整するのが大変だった」「履歴書やエントリーシートを手書きで提出する企業があり、作成に時間がかかった」といった意見が寄せられている。
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