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24年卒学生、9月上旬時点で6名に1名が複数社の内定を保有していることが明らかに【学情調査】

 学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内定承諾」に関するアンケート調査の結果を9月28日に発表した。同調査は、学情の運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2024」来訪者に対して9月6日~17日の期間に行われ、内定を1社以上獲得している学生430名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、現在内定を保有している社数を尋ねたところ、「1社」(83.5%)がもっとも多かった。しかしながら、「2社」(9.1%)、「3社」(3.7%)、「4社」(2.1%)、「5社以上」(1.6%)と複数社の内定を保有する学生が16.5%に達し、6名のうち1名が複数社の内定を保有していることがわかった。学生からは、「条件が異なるので迷っている」「内定者と直接会う機会がないので決めきれない」「第一志望の会社は、口コミでよくない評判が書かれていた。もう1社内定をもらっている企業に入社するか迷っている」といった意見が寄せられている。

 内々定獲得後の就職活動としては、「内定承諾をし、就職活動を終了した」(65.1%)が最多となっている。一方で、「内定承諾をした上で、就職活動を継続した」(20.7%)と「内定承諾を保留し、就職活動を継続した」(14.2%)を合わせた、3割超の学生が内定獲得後も就職活動を継続していることが明らかになった。

 内定獲得後も就職活動を継続した理由を尋ねた質問(複数回答)では、「就職活動で後悔したくないから」(71.3%)がもっとも多く、以下「志望している企業の選考予定が入っていたから」(42.0%)、「内定を得た企業に決めてよいかわからなかったから」(39.3%)が続いている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/10132 2023/10/04 13:30

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