イーコミュニケーションは、京都市教育委員会と協力して、外国人講師が母国の文化について教室で講義するオンラインライブレッスン「ECOM Cultures」を、京都市内の2つの小学校と5つの中学校、計7校に実証実験のため無料で提供することを、9月20日に発表した。「文化」をテーマに外国人講師と英語で学ぶ授業を通し、京都市がこれまで培ってきた英語教育の実践機会として活用する。実施される異文化授業の実証結果は、2024年1月頃に授業後のアンケート結果をもとに報告される。
「ECOM Cultures」は、世界20カ国の講師が自国の文化について伝えるオンラインライブレッスン。専用の異文化学習教材を使い、双方向の授業を展開できる。
授業では京都市の学校で広く使われているMicrosoft Teamsを使う。教室の大画面モニターに講師の顔を映し、普段の教室スタイルで、クイズ形式で生徒と一緒に進めていく。教室で英語の教師のサポートを受けながら、基本的に英語で外国人講師の講義を受け、質問や回答も英語で行う。異文化授業を受けた後は、クラスでグループごとに「振り返り学習」を行い、その国について興味を持った事柄を調べて発表などを行う。
実施予定の学校は、山階小学校、伏見南浜小学校、大原野中学校、西京高等学校附属中学校、下京中学校、向島東中学校、大枝中学校(順不同)。
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