ジェイックは、同社の運営する新卒学生の就職・採用支援サービス「新卒カレッジ」が、就職活動中の2024年卒業予定者を対象に実施した「就職活動の状況に関する24卒学生アンケート」に関する結果を、9月7日に発表した。同調査は、5月1日~6月21日の期間に行われ、310名から回答を得ている。
調査対象者に、企業選びにおいて重要視していることのうち、上位3つを尋ねたところ、「職種(仕事内容)」を1位に挙げた人は45.5%、2位に挙げた人は29.3%と、どちらももっとも多かった。「社風・企業理念」「条件・福利厚生」を1位に挙げる人は10%台に留まる一方、3位に挙がった回答としては「条件・福利厚生」(32.7%)が最多となり、「社風・企業理念」(28.1%)がそれに続いている。
就職活動の状況を尋ねた質問では、「1社以上の選考に進んでいる」(43.9%)がもっとも多く、「選考には進んでいないが会社説明会やインターンに参加した」(20.0%)、「内定を取得している(承諾状況は問わず)」(16.5%)がそれに続いた。
現在選考中の企業数としては、「1~2社」(42.6%)が最多となり、以下「3~5社」(26.1%)、「0社」(23.6%)が続いている。全体として、選考企業が1社以上ある学生は約8割に達した。企業の採用選考が早期化しているといわれる中で、4年生序盤でも選択肢を持って選考を進めている学生が一定数いることがうかがえる。
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