コドモンは、石川県中能登町の公立小中学校において、同社が提供する保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」の運用を、9月から本格的に開始した。
中能登町は、2021年12月から公立保育所で「CoDMON」を導入している。今回の導入で児童生徒の保護者と学校間の連絡をデジタル化することにより、確実に情報を届けることで保護者の利便性を向上し、教育の質向上を目指す。また保護者は、子どもが小中学校に通うようになってもアプリを変更することなく施設と連絡を取ることができる。
中能登町における「CoDMON」導入機能(予定)は以下の通り。
児童生徒台帳
児童生徒の名前・クラス・生年月日・家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、児童生徒ごとにあらゆる情報を一元管理することが可能。校内での児童生徒ごとの情報共有が容易になる。
遅刻・欠席
登下校時間帯の遅刻・欠席などに伴う連絡を保護者アプリから申請できる。保護者は時間を気にせず瞬時に学校に報告でき、学校は電話対応することなくタブレットなどでリアルタイムに受け取ることが可能。
お知らせ一斉配信
保護者への連絡は、クラスや児童生徒を指定しあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで簡単に情報配信を行うことが可能。メール配信のほかに、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けることができる。
アンケート
保護者アプリ宛てに、出欠確認などに関する事前ヒアリングなどのアンケートを配信できる。クラスや年次ごとに配信先を設定できるほか、配信日時も自由に予約できる。
資料室
施設の資料(クラスだよりや各申請書など)を、保護者アプリ上でカテゴリー設定やクラスを指定して公開できる。保護者はアプリ上でキーワード検索から必要な資料を絞り込むことが可能で、資料が増えても容易に検索できる。
「CoDMON」は、教職員と保護者に対して各種支援ツールを提供するICTサービス。園児・児童生徒の情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園・登下校管理や保護者とのコミュニケーション機能など、教職員の業務負担を大幅に省力化しながら保育・教育の質を高める環境づくりを支援している。
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