学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「勤務形態」に関するアンケート調査の結果を8月31日に発表した。同調査は、学情の運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して、8月9日~22日の期間に行われ、387名から有効回答を得ている。
調査対象者に、「出社」の機会がある企業は志望度が上がるかを尋ねたところ、「志望度が上がる」(16.5%)と「どちらかと言えば志望度が上がる」(32.8%)を合わせた割合が約半数を占めた。学生からは、「出社したほうが、オンオフの切り替えができると思う」「出社して、早く人間関係を築きたい」「対面で直接コミュニケーションをとったほうが、質問や相談をしやすい」といった意見が寄せられている。
「出社」と「リモート」の勤務形態を組み合わせて働ける企業は、志望度が挙がるかを尋ねた質問では、「志望度が上がる」(53.2%)と「どちらかと言えば志望度が上がる」(34.1%)を合わせた割合が、9割近くに達した。学生からは、「両方組み合わせて働けるのがベストだと思う」「出社もリモートも両方の良さがあると思う」「コミュニケーションを図る業務は出社で、1人で作業をする業務はリモートでと、業務の内容に応じて働き方を選択したい」といった意見が寄せられている。
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