学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「転勤」に関するアンケート調査の結果を8月29日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して行われ、387名から有効回答を得ている。
調査対象者に、転勤のない企業は志望度が上がるかを尋ねたところ、「志望度が上がる」(51.9%)と「どちらかと言えば志望度が上がる」(26.9%)を合わせた割合が8割近くに達した。学生からは、「住む場所は自分で選びたい」「地元、家族がいるエリアで働きたい」「転勤がないほうが、ライフプランを立てやすい」といった意見が寄せられている。
就職活動において、勤務地や転勤の有無をどの程度重視するかを尋ねた質問では、「最優先で重視する」が19.4%に達し、「最優先ではないが重視する」も70.0%を占めた。学生からは、「仕事内容や給与が同じであれば、転勤のない企業のほうが好ましい」「勤務地はどこに住むかにも直結するので重視している」「転勤の有無よりも、どこに転勤の可能性があるかが気になる」といった意見が寄せられている。
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