RevComm(レブコム)は、2023年開催のサマーインターンに参加の予定/経験のある2025年卒学生を対象に実施した、AI時代における仕事選びに関する意識調査の結果を8月28日に発表した。同調査は、7月31日~8月2日の期間に行われ、321名から有効回答を得ている。
調査対象者に、これから働いていく上でChatGPTなどの生成AIの台頭を、どのように捉えているかを尋ねたところ、「とても肯定的」が16.8%、「やや肯定的」が50.5%だった。
ChatGPTなど生成AIの台頭について、「とても肯定的」「やや肯定的」と答えた人に、ChatGPTなどの生成AIの台頭に対して、肯定的な理由を尋ねた質問(複数回答)では、「業務の生産性向上に繋がりそうだから」(63.0%)がもっとも多かった。以下、「アイデアや閃きのきっかけとして活用できるから」(41.2%)、「不得手な業務を補完してくれるから」(38.9%)が続いている。
ChatGPTなど生成AIの台頭について、「やや否定的」「とても否定的」と答えた人に、否定的な理由を尋ねたところ(複数回答)、「将来的に仕事を奪われてしまう可能性があるから」と「AIと差別化した時に自身にできることがあるか不安だから」が同じ35.5%、「仕事に対する主体性が低下する可能性があるから」が32.3%という結果になった。
ChatGPTなど生成AIの台頭について、「生成AIがよくわからない」以外の回答をした人に、就職活動の企業選びにおいて「AI」というキーワードに注目しているかを尋ねた質問では、「非常にしている」が12.9%、「ややしている」が37.6%となっている。
就職活動の企業選びにおいて「AI」というキーワードに、「非常に注目している」「やや注目している」と答えた人に、その理由を尋ねたところ(複数回答)、「企業の将来性を感じるから」(61.1%)がもっとも多く、「新たな知識を学ぶことができそうだから」(39.5%)、「最先端の事業に触れたいから」(30.6%)がそれに続いた。
そのほか、就職活動の企業選びにおいて「AI」というキーワードに注目する理由を、自由に答えてもらったところ、「これからの時代に必要」「AIを学んでみたい」といった意見が寄せられている。
ChatGPTなど生成AIの台頭について、「生成AIがよくわからない」以外の回答をした人に、生成AIなどのデジタルを駆使したビジネスを十分に展開できていない企業に対して、抵抗感を持つことがあるかを尋ねた質問では、「とてもある」が6.4%、「ややある」が28.6%となった。
インターンや説明会に参加した企業の中で、どれくらいの企業が「AI」に関する説明をしていたかを尋ねたところ、「8~10割」が1.2%、「5~7割」が16.8%となっている。
ChatGPTなど生成AIの台頭について、「生成AIがよくわからない」以外の回答をした人に、ChatGPTなどの生成AIが今後私たちの「働き方」をどのように変化させていくと思うかを尋ねた質問(複数回答)では、「業務効率化で働き方が多様になる」(49.5%)が最多となり、「定型業務が減少する」(40.2%)、「デジタルリテラシーが必須になる」(36.0%)がそれに続いた。
RevCommは、Zoom、Microsoft Teams、Google Meetといったオンライン会議に、AIによる文字起こしとトーク解析・音声感情認識機能、ChatGPT議事録作成機能を追加するAI搭載オンライン会議解析ツール「MiiTel Meetings(ミーテルミーティング)」を提供している。
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