ジンジブは、7月7日~21日に開催した高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフト Fes 2023」において、12会場に参加した高校生を対象に実施した、就活アンケートの結果を8月23日に発表した。1589名から回答を得ている。
調査対象者のうち、希望進路を就職と回答した卒業学年の高校生に対して、興味のある業界を尋ねたところ(複数回答)、「製造・ものづくり業界」(27%)がもっとも多く、「サービス業界」(25.1%)、「建設・建築業界」(16.2%)がそれに続いた。さらに続く「商社・小売業」「物流・運送業」と合わせて、前回調査時よりも割合が増えている。一方で、「IT・通信業界」「生活関連・エンタメ業界」「教育業界」などでは興味が減少した。
同じく、希望進路を就職と回答した卒業学年の高校生に、就職活動をどのように行っているかを尋ねた質問(複数回答)では、「学校に届く求人票の中から自分で探す」(55.4%)が最多となった。そのほか、5月・6月の調査と比較して「先生から紹介してもらう」の割合が増加している。
同じく、希望進路を就職と回答した卒業学年の高校生に、職場見学に行く予定の社数を尋ねたところ、「3社」(20.9%)がもっとも多く、2社以上に行くという回答が55.1%に達した。
同じく、希望進路を就職と回答した卒業学年の高校生に、9月に応募する企業を選ぶ決め手を尋ねた質問(複数回答)では、「給与」(60.9%)が最多となり、以下「仕事の内容(職種)」(53.7%)、「年間休日」(52.7%)、「働く場所の雰囲気」(50.0%)、「勤務地」(43.8%)が続いている。
同じく、希望進路を就職と回答した卒業学年の高校生に、就活や進路選択で不安なことを尋ねたところ(複数回答)、「自分のやりたいことが見つかっていないこと」(43.9%)がもっとも多く、「希望通りの進路に進めるか不安」(36.3%)がそれに続いた。
調査対象者すべてに、「ジョブドラフト Fes」に参加してよい変化があったかを尋ねた質問(複数回答)では、「企業選びの参考になった」が最多となり、就職希望の卒業学年の高校生では「参考になった」とする回答が74.9%に達している。また、「職種について知れた」という回答が約半数を占めた。
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